九谷焼を身近に!オリジナルも自作できる「KUTANI SEAL」が気になる
以前の薩摩ボタンのブログでも触れてますが、日本の伝統的なモノにとても魅力を感じます。そこで今回は、オモシロイモノを見つけたので紹介しま〜す。
伝統的なモノに代表される焼き物と言えば、日本全国にいろいろあるけれど、九谷や伊万里など繊細な絵付けが成されたお茶碗などは、うっとりと見とれてしまいます。が、私なんぞに手が届かないような代物が多し。ところが、そんな私でも手に入れられそうな九谷焼があるのです!
デザインもお値段もカジュアルな九谷焼
「カワイイ」のひと言に尽きます。こんなカジュアルな九谷焼が未だかつてあったでしょうか?
手描きで洗練された細やかな描写や、綺麗で気品溢れる落ち着いたデザインというのが、私の漠然とした九谷焼のイメージ。ところが今回ご紹介する『KUTANI SEAL』シリーズは、「九谷焼をみなさんの身近に」をテーマに、本来、職人が筆で絵を描くものをあらかじめ和絵具を用いて印刷された文様を、シールのように器に貼り焼き付け、製品を量産するための転写技術によって作り出されました。360年の九谷焼の伝統と遊び心で普段の生活を少しだけ賑やかに、そして楽しくしてくれるのです。なんともオモシロイ試み。
今年の干支である「戌」がモチーフの豆皿や、動物モノも多く中でもネコのジェラシーシリーズは躍動感のあるイラストがお茶目でイケてます。ネコの人気っぷりが、ここでも伺えますね〜。
自分で作ることもできる!
なんと、自分だけの九谷焼をつくることが出来る工作キットもあり、器と転写シールが同梱されているので、好きなシールを選んで貼りKUTANI SEALに送れば、焼いて返送してくれます。ちゃんと送り状も同封されてる気遣い用。と、簡単にオリジナルが出来上がります。これは、楽しい。
こんなに茶目っ気たっぷりなKUTANI SEALですが、そうは言っても原点は九谷焼。お上品さをちゃんと持っていて、安心の存在感は変わりません。
なかなか手の届かない九谷焼かもしれませんが、ここから入ってみるのもいいかも!
この、なんともシブいロゴが目印。