チクチク好きが功を奏して、ボロボロGパンが蘇りましたよ〜
前回のくつ下のダーニング のブログで予告していた、Gパンの穴あきを繕ってみました。
不便なことに今はロックミシンしかなく直線縫いが出来ないので、全て手縫いなんです。元来チクチクするのが好きなので苦にはならないものの、途方もないチクチクで少々疲れました…..。
気がつけばボロボロ…
昔よく着ていたNICOLE。このGパンは、NICOLE CLUBのもの。ホントによく着ていたのに、いつの日からかナゼだか着ていなかった。で、すっかり忘れてしまっていて、タンスをゴソゴソしていたら出てきたのです!
「わぁ!懐かしい!」←実は存在すら忘れてた;
恐る恐る履いてみたら意外とぴったりだったので、久しぶりに履いていたら…..
なんとなくお尻に手をやると、穴がーーー!よく見るとところどころ薄くなっているではありませんか!まさかこんなにボロボロになっていたとはっ!え?!パンツ見えてるんちゃうん??;;少しばかり顔が青ざめているのがわかった…..。
繕いましょ
翌日から、さっそく繕いはじめました!上の写真との違い、わかりますかねぇ?
ひたすらチクチクしました。ハイ、時間かかりましたよ。1日に1時間ほどしか作業が出来ず、一週間ほどかかってしまい、チクチク好きな私でも、さすがに大変でしたよ。
今回使った糸は刺繍糸。ちょうどいい感じの色糸が刺繍糸しかなかったもので。それを1本だけ取って、半返し縫いをしました。そうすると表はあまり目立たず、裏はしっかりするのです。
ちなみに裏はこんな感じです。表はなるべく糸を出さないようにしたら、裏は糸がはりめぐらされていて、なんだかイイ感じになってますね〜。しかも色とりどりの糸が。なんとなく芸術的に見えるのは私だけでしょうか。同じ作業をずっとチクチクしてると、なんだか色を変えたくなってしまうのです。でも、なるべくは無難な色を使いますが。
こうやってだんだんと生地の薄くなった部分に強度が増していくと、テンションが上がってくるのです。
ふつうなら「もう、捨てなアカンな」っていうところにきたGパンが、また履けるって、スゴイ嬉しい!!ちょっとブサイクな仕上がりでも、味がある!
もっともっと育てますよ〜。