【イタリア〜スペインの旅Vol.4】ヴェネチアングラスの街ムラーノで強引商売に合う?!
さて今回は、同じヴェネチアでも本島から出て、島に行ってみよう!
島へ行くので、もちろんフェリー。船からの景色も楽しみのひとつ。
ヴェネチアングラスの街「ムラーノ(Murano) 」へ
10分ほどで最初の目的地「ムラーノ(Murano)」に到着。ヴェネチア本島に比べると、なんだかゆったりと時が流れていてイイ感じです。
川沿い(実際は海だけど)には、ところ狭しとレストランや雑貨屋さんが並んでいて、中でも目立つアイテムは「ベネチアングラス」屋さん。ここムラーノはご存知の通りベネチアングラスが有名で、工房もあちこちに。
なんでも、作製技術を他国に盗まれない為と、火を使うので大きな火災を防ぐ為に職人とその家族をこの小さい島に移住させたという説があるとか。
工房見学できたものの…
なかなか味のある看板に引き込まれるように辿り着いた先が、船を降りてすぐに立ち寄ったお店で紹介してもらった「GINO-MAZZUCCATO」工房だったのです。
そこにいたおじいちゃんに中に入って見学したいことを告げると、一人5€だと言われたので私を含めた3人で「一人5€やって」と、コソコソ言っていたら「3人で10€に交渉してあげよう」と言ってくれた。どうやら高いからやめよう的に、おじいちゃんには見えていた模様。入る気満々やったのに。ラッキー!
で、そのおじいちゃんがずっと案内してくれた。
おじいちゃんは日本語が少〜しわかるので、日本人相手に楽しそうでした。
いよいよ世界的にも有名なヴェネチアングラスの工程を見学!
花瓶と馬の作製を披露してくれて最も簡単に作り上げるところがカッコよく、テレビでしか見たことなかったので間近で出来上がっていく瞬間を見れてよかった!職人さんて、カッコイイよね〜。
しかしその後、恐怖の時間が待っていたとは、この時予想もしていなかった…..
こういう場合のお決まりの売店コーナーに案内され「ランプシェードが見たい」とポロっと言ってしまったばかりに、あちこち連れまわされて2階の高級品まで連れて行かれ大変な思いをしました。ウチのはよそとは比べ物にならないくらいのデザインと品質と技術とか、これは安いと言いながら高価なものばかり出してきたりと、オーナーまで出てきていろいろと強引な接客を受けました。まぁ、何かしら買わんとアカンやろなぁとは思ってたけど、そこまでやるか!?ぐらいの勢いで、買うまで返さない商法にはホトホト疲れました… ハイ。
ツレが(仕方なく?笑)ランプシェードと、ちょこっとお土産を買ってくれて、なんとか事なきを得たけど全部で150€ほど買ったのに、それでもぜんぜん満足していないご様子でした。
正直なところ、工房で買うよりも川沿いのお店の方が安いし可愛かったのにな〜。
こういうところの見学は時には恐怖になってしまうことがありますね…..ご参考までに。