アナタは、野菜を切って「キモチイイ!」と感じたコトはありますか?
昨年10月にオープンした大阪の新名所「なんばスカイオ」は、オフィスやショップなどが入る複合型ビルです。
明治創業の老舗でクラフトビール業界でも名の知れたマルホ酒店が、出店するというコトを聞いていたので、オープン前から気になっていました。で、ちょっと前に行った時のはなし。
マルホ酒店のある5階へ行くと、日本の文化や伝統を重視したなんともオシャレなお店が並んでいます。きっとナンバという場所柄なんでしょう。外人さんを意識したラインナップだと感じました。
キモチイイ包丁!?
ビールを美味しくいただいたあと、最初に引き込まれるように入ってしまった(そんなチカラを感じてしまった!)のが、コチラの『JIKKO / 實光刃物』。スタイリッシュでカッコイイ店内には、惚れ惚れするような包丁がずらりと並んでいます。
如何にもお高そうだったので「手が出ないだろうなぁ」なんて思っていたら、店員さんに導かれるがまま気がつけばキュウリの試し切りをしていました。
「えっ!キモチイイ!!」
普段使っている包丁は、なんだったのか…..!っていうほど、キモチイイんです!キュウリを切ってキモチイイって感じたコトなんてありますか?どんどんコノ包丁のトリコになっていっているのが自分でも、よくわかります。
程よい重さが丁度よく、その重さに任せて切れてしまう!っていう感覚。…うまく伝わっているだろうか?とにかく、スイスイ切れてストレスなんて感じやしない!イイ包丁って、こうなんやー!って実感しました。
こんなにも感動したので、もちろんお買い上げ。まさか買うなんて思ってもみなかったので自分が一番ビックリしてます。それだけスゴイ包丁。
選んだのはこの包丁
私が購入したのは試し切りをした『ミルフィーユ包丁』。なんとか手が出ました(笑)。
錆びにくいステンレス素材で頻繁に研がなくてもイイところが、普段使いにピッタリです。切れ味をもっと重視するならハガネ素材を選ぶそうですが、メンテナンスをしっかりしないと直ぐ錆びてしまうんだとか。家庭なら迷わずステンレス。って、私は店で使ってますが…
独特なポコポコした表面は食材がくっつきにくいんだそう。なるほど。食材が剥がれやすいと、テンポよく切っていけるので、それだけで調理が捗るってもんです。
名前を彫ってくれるサービスもあり、これは贈り物に喜ばれますね〜。
ちなみに私が購入した包丁には「堺實光」と彫られています。
マホガニーを使ったハンドルは握りやすく、表面のツルッと感が手によく馴染みます。
この包丁を使い始めて、切るコトがこれほどまでに楽しいものか!と感じる今日この頃。これまではギコギコとノコギリのように切っていた鶏肉が、皮もスルーっと切れるところもキモチイイです。余計なチカラもいらないので、全くストレスを感じません!
道具って大事なんだな〜と、改めて気づかされました!