ウヰスキーを樽で寝かして(育てて)ましたが意外な展開に!どうする?!

変わりどころのウヰスキーが売りでもある当店。

いろんなウヰスキーを試しているうちに、小さい木樽に出会いました。

 

味が変わる!

向かって左が、タプローズウイスキーの樽です。この樽に出会って、ウイスキーの面白さに目覚めました。

5Lの容量なので小さく、ウイスキーを入れると2,3日でビックリするほど味が変わります!

もちろん美味しく!

木の香りがほのかにして、渋くなるというか、重みが増すというか…。

 

向かって右にはシェリー酒が入っていて、そう、ウイスキー好きならおわかりですね。樽が空けば次はウイスキーを入れるのです。シェリーカスク!

この樽はベルギー旅行中に偶然立ち寄った木工屋さんで発見した3L樽。

タプローズの“本格派”に比べると、ちょっとばかり“チャチ”ですが役目はちゃんと果たしてくれてます。

 

でも一つ弱点が…

 

ある日、久しぶりにウイスキーを出そうと栓をひねっても出てこない。ん?なんで?

まさか!なくなってる?!!

樽を振ってみると案の定、空っぽ。「天使の分け前」といわれる現象で、予想以上に無くなり方が早いのです。

あ〜ぁ、やっちまった〜。

慌てて新しくウイスキーを注入。

すると、ドボドボと溢れてくるではありませんか!!もう、パニック!

よく見ると、スキマがーーー。

乾燥して木が縮まった模様。はぁ。落ち込む。

もう、どうしていいかもわからない。

 

救世主現る!

習っている金継ぎの先生に泣きつくと「専門の業者さんに相談した方がいいよ」と云われ、それもそうよね〜と。そんな簡単なことがわからなかった(汗)

ネットで調べると、やっとの思いで京都の樽専門会社「有明産業」さんに辿りつきました。

早速問い合わせをし、事情を話すと「樽に水を張った状態を1週間続けてください。始めは水が溢れますが、次第に木が膨張し溢れなくなりますから」とのこと。

↑流し台にて水を張っているところ

なんと、2日目位から水が溢れなくなったのです。スゴイ。

きっと、お高い修繕費をかけないといけないんやろなぁと思っていたので、意外にも簡単に直せました。

とても丁寧に教えて下さった有明産業さんに感謝です!!!

 

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